1.ブラウザ環境条件

  推奨ブラウザ
   Win:Chrome
   ※Chromeは、最新版を推奨します。
    なお、MS-Edgeは、H.265のみ動作しません(2024年4月時点)
   Mac:Safari
   ※Safariは、Safari17以降を推奨します。
    (Safari対応状況 VP9:Safari15~、WebXR:Safari17~)

  スマホVRの推奨ブラウザ
   iphone:iOS17以降のSafariブラウザ+A12bionic以降
        iOS15~16:ハードとOSの整合性で動作しない場合有り
        iOS14以前:低解像度の連携(H264支援のみ)
   Android:Android10以降の標準Chromeブラウザ+SD855以降
        SD835~SD845:メーカー次第でVP9支援が動作する場合有り
        上記以外:低解像度の連携(VP8支援のみ)

2.ハード環境条件

  推奨ハード
   Win:第8世代Core-i5以降+メモリ8GB+RTX2060以降+SSD
   Mac:第8世代Core-i5以降 or M1以降

  スマホVRの推奨ハード
   iphone:A12bionic以降(iphoneXR、iphone11以降)
   Android:SD855以降(Pixel4XL、Garaxy10+など)

  5SCRサイネージ(FS_Play)の想定ハード構成
   <5面一体構成>
    縦5面一体対応のGPU+モニターx5
     or ビデオコントローラー+モニターx5

    ※縦5面一体対応のGPU※
     GPU2台で5面一体表示できる製品
     (Nvidia製GPUなど、nVidia Surroundを活用できる機種)
    ※ビデオコントローラー※
     コントローラー経由で5面一体表示できる製品
     (ICUIXIAN製 XTA-M6、アイシル製 bvTVW4K-Ex9など)
   <3面一体+2面構成>
    縦3面一体対応のGPU、2面のGPU、モニターx5
    ※縦3面一体対応のGPU※
     GPUで3面一体表示できる製品
     (Nvidia製GPUなど、nVidia Surroundを活用できる機種)
    ※残り2面のGPU※
     iGPU or USBディスプレイアダプターなど

  VRアトラクション、Viewデザイン(VR_Play、VD_Play)
   <HMD構成>
    HMD+HMD条件を満たすGPU
    ※HMD(ヘッドマウントディスプレイ)※
     OpenXR対応の製品(Vive、Meta、WindowsMR、VisionProなど)

3.動画コンテンツ条件

  推奨コーディック
   MP4[H.264] ⇒ 全ブラウザ: 4K(3840×2160)以下(検証済)
   MP4[H.265] ⇒ Chrome: 8K(7680×3840)以下(検証済)
   WebM[VP9] ⇒ Chrome: 8K(7680×3840)以下(検証済)

          Edge: 8K(7680×3840)以下(検証済)
          Safari: 8K(7680×3840)以下(未検証)

   ※検証状況※
    H.264:4K超過の場合、高負荷状態になります。
    H.265:8K超過の場合、高負荷状態になります。
    VP9:8K超過の場合、高負荷状態になります。
    ※MacのM1以降、Core-i Gen8以降は未検証です

    4K超過の場合、「H.265、VP9」のCodecを使用してください。

4.補足事項

 「FullScreen時、ループ再生が数分で停止する場合」
  (Raf-Director-Remoの利用時)

  Chromeは、隠れたウインドウやタブを自動停止する機能があります。
  この機能のため、Raf-Director-Remoのループ制御が停止します。

  <Windows10の対処方法>
   URLに「chrome://flag」と入力し、次の設定を変更します。
   「 Calculate window occlusion on Windows 」⇒「Disabled」
   この対処で、「自動停止」する機能が無効状態となります。
   (この設定方法は、[ReadMe.Event]ボタンでも確認できます。)

 「ChromeのCPU使用率が高負荷になる場合(Windows10対応)」
  (Software Reporter Tool対応)

  使用するPCスペックが低い時、「Software Reporter Tool」が起動し、
  ChromeのCPU使用率が高くなる場合があります。
  理由は、再生が高負荷になると、異常確認のため起動するようです。

  このような状況になる場合、以下の方法で対処できる場合があります。

  <「Software Reporter Tool」を無効化する設定>
   ①フォルダを開く
    C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Local\Google\Chrome\User Data\SwReporter\[バージョン]
    ※ 「C:\Users\[ユーザー名]\AppData\」 まで手入力し開くと、以降のフォルダが表示されます。
   ②「software_reporter_tool.exe」を右クリックする
   ③[プロパティ]選択し、[セキュリティ]タブの[詳細設定]をクリックする
   ④[継承の無効化]をクリックする
   ⑤表示ウィンドウより、以下を選択する
    「このオブジェクトから継承されたアクセス許可をすべて削除します」
   ⑥[適用]をクリックし「はい」を選択する